「療育が必要かもしれない」と言われても、どこに相談し、どんな施設を選べばよいのかわからず不安を抱える保護者は少なくありません。児童発達支援や放課後等デイサービスなどの言葉は耳にしたことがあっても、その違いや探し方がわからず、最初の一歩を踏み出せないケースも多いでしょう。
療育施設探しでは、自治体や医療機関といった公的な相談先を活用する方法から、インターネット検索やポータルサイトを利用する方法まで、幅広い選択肢があります。本記事では、「療育施設の探し方11選」として、自分で調べる方法から専門家に相談する方法、さらには準備しておきたい受給者証や最終的な選び方のポイントまで、具体的に解説します。
また、全国の療育施設を条件で検索できる「イクデン」を活用すれば、お子さまに合った施設探しを効率的に進められるでしょう。施設探しでお困りの方はぜひご利用ください。
療育施設を探す前には児発・放デイなどの違いを知っておくことが大切

療育施設と一口にいっても、実際には「児童発達支援(児発)」と「放課後等デイサービス(放デイ)」の2つに大きくわかれます。
施設 | 対象年齢 | 特長 |
児童発達支援 (児発) | 未就学児 | ことばや運動など発達支援を中心に行う |
放課後等デイサービス (放デイ) | 小学生~高校生 | 学校帰りや長期休暇中に通える |
児発は未就学児を対象とし、ことばや運動など発達支援を中心に行う施設です。一方、放デイは小学生から高校生までが利用でき、学校帰りや長期休暇中に通えます。
どちらも探し方や利用手順はほぼ共通していますが、年齢や生活リズムに応じた選択が必要です。さらに、送迎の有無や通えるエリア、プログラム内容(個別支援・集団活動・療育特化型など)によっても大きな違いがあります。
基本的な区分を理解しておくことで、自分の子どもに合った施設を効率よく絞り込めるでしょう。
【療育施設の探し方】親自身や家族で調べて見つける方法

まずは自分や家族で調べて候補を集める方法です。スマホやパソコンを使い、地域や子どもの特性に合った施設を幅広く探せるのがメリットです。
「イクデン」をはじめ療育施設の検索ポータルサイトを利用する
GoogleMapや検索エンジンにて「療育+地域名」で検索する
SNS(Instagram・Xなど)・口コミサイト・掲示板で保護者の体験談を探す
地域のフリーペーパー・子育て情報誌をチェックする
施設の公式サイトを検索して直接確認する
①「イクデン」をはじめ療育施設の検索ポータルサイトを利用する
療育施設を探し始める際に役立つのが、全国の施設をまとめて検索できるポータルサイトです。
「イクデン」では、地域・対象年齢・子どもの特性・支援プログラムなどの条件を細かく設定して絞り込めるため、希望に合う施設を効率よく見つけられます。さらに、実際に利用した保護者の口コミや体験談も掲載されており、雰囲気やサポート体制を知る手がかりになるでしょう。
公式サイトへのリンクから直接詳細を確認できる点も便利です。情報が整理され一覧化されているので、「どこから探せばいいのかわからない」方にとって、療育施設を探す最初の一歩としておすすめです。
②GoogleMapや検索エンジンにて「療育+地域名」で検索する
身近な方法として、Google検索やGoogleMapで「療育+〇〇市」「児童発達支援+〇〇駅」と入力して探す方法があります。地図上で施設の場所や自宅からの距離感がひと目でわかるのが大きなポイントです。
さらに、表示される情報から公式サイトや口コミにすぐアクセスできるため、効率よく候補を集められます。ただし、検索結果に出る順序は広告やSEO対策の影響もあるため、必ず複数の情報源を照らし合わせて判断しましょう。
③SNS(Instagram・Xなど)・口コミサイト・掲示板で保護者の体験談を探す
実際に通っている保護者の声を知りたい場合は、SNSや口コミ掲示板が役立つでしょう。Instagramで「#療育探し」「#児童発達支援レポ」「#放課後等デイサービス〇〇市」と検索すれば、通所の様子や雰囲気を写真付きで確認できます。
X(旧Twitter)や掲示板では「この施設はどう?」といったやり取りも見つかり、リアルな評価や注意点が得られるのが特徴です。ただし、個人の主観に基づく投稿も多いため、複数の口コミを見比べて総合的に判断することが大切です。
④地域のフリーペーパー・子育て情報誌をチェックする
地域密着のフリーペーパーや子育て情報誌には、療育施設の情報が掲載されているケースがあります。とくに新規オープン施設や体験イベント、見学会の告知など、インターネットでは見つけにくい情報に出会えることもあります。
地域ならではの特色や地元の口コミも紹介される場合があり、紙媒体ならではの信頼性があるのもポイントです。無料配布のものが多いため、気軽に手に取って参考にしてみましょう。
⑤施設の公式サイトを検索して直接確認する
気になる施設名がわかっている場合は、「〇〇療育+公式サイト」と検索して直接確認するのがおすすめです。公式サイトには、サービス内容、利用時間、スタッフ紹介、プログラム内容、写真など詳細な情報が掲載されています。
空き状況や利用条件が明記されていることもあり、事前に確認しておくことで問い合わせの手間を減らせます。最新情報は公式サイトが最も信頼できる情報源となるため、候補施設が絞れた段階では必ずチェックしましょう。
【療育施設の探し方】専門の相談窓口や療育の有識者に相談する方法

自分で探すのが難しい場合は、公的機関や専門家に相談するのが安心です。公式の情報に基づいて助言が得られるため、信頼性が高くスムーズに次の行動につなげられます。
市区町村の福祉課や子育て支援課/子育て支援センターで相談する
発達障害者支援センター・児童相談所・相談支援事業所などで相談する
かかりつけの小児科や専門医へ相談してみる
保健センター(保健師・助産師)で相談する
幼稚園・保育園の担任・園長・園内保健師へアドバイスをもらう
同じような境遇のママ友・親戚におすすめの施設を教えてもらう
①市区町村の福祉課や子育て支援課/子育て支援センターで相談する
療育施設を探す際の基本となる相談先が、市区町村役場の福祉課や子育て支援課です。ここでは、受給者証の申請方法や利用できる支援制度、地域にある児童発達支援・放課後等デイサービスの情報を案内してもらえます。
地域密着型の情報が得られるため、まずはじめに相談を始めるのが一般的です。また、子育て支援センターでは保健師や保育士が常駐している場合もあり、気軽に不安なことや悩みを話せる環境が整っています。
公的な窓口なので費用はかからず、信頼性の高い情報を得やすい点も大きなメリットです。
②発達障害者支援センター・児童相談所・相談支援事業所などで相談する
発達に関するより専門的なアドバイスを受けたい場合は、発達障害者支援センターや児童相談所、相談支援事業所が適しています。医療・福祉分野の専門職(心理士、ソーシャルワーカー、相談員など)が在籍しており、子どもの特性に応じた支援方針や施設選びの具体的な助言を受けられます。
また、療育に関する制度や地域ネットワークにも詳しいため、家庭だけでは見つけにくい情報も得られるのもポイントです。ただし、相談までに予約や待機が必要なケースもあるため、余裕をもって問い合わせることが大切です。
③かかりつけの小児科や専門医へ相談してみる
子どもの発達の遅れや行動に不安を感じる場合は、かかりつけの小児科や専門医に相談するのも有効です。医師は成長発達の視点から客観的な意見をくれるほか、必要に応じて発達外来や専門機関への紹介状を書いてくれる場合があります。
紹介状があることで、施設側の受け入れもスムーズになりやすいのがメリットです。診察の中で「療育が必要かどうか」を確認できる点も安心材料となります。
医師の助言を受けてから施設探しを進めることで、より子どもに合った支援につながりやすくなるでしょう。
④保健センター(保健師・助産師)で相談する
地域の保健センターも、初期の相談先としておすすめです。とくに、乳幼児健診の際には、発達の遅れや行動の特徴を指摘してもらえる場合があります。
保健師や助産師は日頃から多くの子どもを見ているため、客観的な視点でアドバイスをもらえるのが利点です。必要に応じて、児童発達支援センターや専門医への紹介をしてもらえることもあります。
健診の場で得た気づきを放置せず、早めに保健センターへ相談することで、支援への第一歩を踏み出せます。
⑤幼稚園・保育園の担任・園長・園内保健師へアドバイスをもらう
幼稚園や保育園に通っている場合は、担任や園長、園内保健師に相談してみましょう。園での生活や集団活動の中で、家庭では気づきにくい子どもの特徴や課題が見つかることがあります。
日常的に接している先生からのフィードバックは、第三者の視点として信頼できる参考意見となるでしょう。園側が地域の療育施設とつながりを持っている場合も多く、紹介や見学先の提案を受けられることもあります。
保護者と園が協力することで、より適切な施設選びがしやすくなるでしょう。
⑥同じような境遇のママ友・親戚におすすめの施設を教えてもらう
ママ友や親戚など、同じように療育施設を利用している人から直接話を聞くと、公式情報にはないリアルな体験談を知ることができます。実際に通ってみてどうだったか、送迎やスタッフ対応はどうかといった細かな部分まで参考になるのがメリットです。
ただし、紹介を受けた施設に空きがあるとは限らず、情報が最新ではないこともあるため注意が必要です。ほかの探し方と組み合わせて活用するのがよいでしょう。
療育施設を利用するには「受給者証」が必要。受給者証を取る前に施設探しもOK

療育施設を利用する際には「受給者証」が必要です。受給者証は、市区町村から交付される証明書で、児童発達支援や放課後等デイサービスを公的制度の対象として利用できるようになります。
受給者証がないと、施設によっては利用自体ができなかったり、自己負担が大きくなったりするため、必ず申請しておくことが大切です。一方で「療育手帳」は必須ではありませんが、持っていると利用できる制度やサービスの幅が広がり、支援を受けやすくなるメリットがあります。
また、施設探しを始めるタイミングは、受給者証を取得してからでも、手続きと並行して探し始めても問題ありません。準備を進めながら候補を絞り込むことで、スムーズに利用開始につなげられるでしょう。
自治体によっては、申請から交付まで数週間かかる場合もあるため、早めに動いておくと安心です。こうした基礎準備が整っていると、見学や契約もスムーズに進められます。
お子さまにぴったりの療育施設を効率よく見つけるなら「イクデン」をご活用ください

「イクデン」は全国4万以上の児童発達支援・放課後等デイサービスなどをまとめて検索できる信頼性の高いポータルサイトです。地域別だけでなく、送迎の有無や医療ケア、個別療育・運動療育・英語療育などのプログラムカテゴリから絞り込みが可能で、子どもの特性に合う施設が簡単に見つかります 。
さらに、各施設ページには「空き状況」「送迎の有無」「対象年齢」「在籍スタッフ(作業療法士・言語療法士など)」といった詳細情報が掲載されており、保護者目線で比較しやすいのがポイントです。
たとえば、「送迎あり×運動療育」に絞れば、通いやすく、体を動かす環境を重視した施設がすぐに探せるでしょう。また、「コプラス 五反田教室」のように個別支援計画、専門スタッフ、豊富なプログラム、地域連携などが具体的に記載されたページを見ることで、支援内容のイメージがしやすく安心感が得られます。
万が一療育施設を探しても見つからないときの対処法

人気のある療育施設は常に満員というケースも少なくありません。その場合でもあきらめず、情報収集や工夫を重ねることで選択肢を広げられます。
①自治体の福祉課で「空き状況」を定期的に確認する
療育施設の空き状況は月ごと、場合によっては数週間単位で変わります。最初に断られたとしても、時間が経つと新しい枠が出ることがあります。
そのため、一度で諦めず、市区町村の福祉課へ定期的に連絡し、最新情報を確認する姿勢が大切です。直接問い合わせることで、公式サイトや検索ではわからない最新の空き状況を知ることができ、利用開始につながる可能性も高まります。
さらに、担当者に顔を覚えてもらえることで、優先的に情報をもらえる場合もあるでしょう。
②少しエリアを広げて検索してみる
「通いやすさ」を重視しすぎて徒歩圏内だけに絞ってしまうと、候補が極端に少なくなることがあります。その際は、電車や車で通える範囲まで視野を広げて検索してみましょう。
条件を見直すだけで選択肢が一気に増え、希望に合う施設に出会えるケースも珍しくありません。送迎サービスを実施している施設もあるため、距離の問題を解消できる可能性もあります。
移動時間をどう生活リズムに組み込むかを考えながら、現実的に通える範囲を再検討してみながら探してみましょう。
③療育以外の支援(保育園・習い事・親子教室など)を併用する
すぐに療育施設が見つからない場合は、地域の子育て支援を併用するのもおすすめです。親子教室や支援センター、習い事などに通うことで、子どもに新しい刺激や集団経験を提供できます。
完全な代替にはならなくても、待機中に少しでも発達をサポートできる環境を整えられるのは大きなメリットです。療育施設が見つかるまでのつなぎとして、積極的に利用してみましょう。
さらに、療育以外の経験が後々の療育の場でも役立つことがあり、子どもの成長につながることも少なくありません。
療育を探す中で迷ったら?最終決定の参考となる施設選びのポイントを紹介

複数の施設を比較するとき、「どこに決めればいいのか」と迷う方は多いものです。そんなときは、以下のチェックポイントを参考にすると判断しやすくなります。
子どもの特性に合わせてプログラムが選べるか
活動内容や子どもの様子を定期的に共有してもらえるか
一緒に過ごす子どもの年齢や特性が自分の子と近いか
自宅や学校から通いやすい距離か(送迎サービスがあるか)
スタッフの対応が好印象で、安心して任せられるか
実際の利用者や知人からの評判・口コミがよいか
保育士や作業療法士、理学療法士などの専門職が在籍しているか
上記のポイントは、長く安心して通うために重要な視点です。とくにプログラム内容とスタッフの対応は、子どもの成長に直結する要素となるため、必ずチェックしておきましょう。
また、通いやすさやほかの利用者の雰囲気も続けやすさに関わります。候補施設を見学した際には、このリストを手元に置いて確認してみると、最終決定の参考になります。
療育施設を探す方法は利用しやすさと選択肢の多さを重視して選ぶと良い

療育施設を探す際は、探しやすさ・通いやすさ・プログラムの多様性を意識すれば、自分の子どもに合う選択肢を見つけやすくなります。インターネット検索や自治体の相談窓口、医師や保育園からのアドバイスなど、多角的に情報収集を行うことが重要です。
全国の療育施設をまとめて検索できる「イクデン」は、条件での絞り込みや口コミ参照ができ、初めて見る方でも利用しやすいサイトです。効率的に比較検討できるため、初めて施設探しをする保護者にとって大きな助けとなるでしょう。
また、施設担当者向けに、施設の掲載枠も無償で提供しております。療育施設の集客でお困りの方は、ぜひイクデンへ気軽にお問い合わせください。
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