施設の特色
FLAP YARDの放課後等デイサービスおよび児童発達支援には、以下のような特徴や特色があります。
- 対象年齢とサービスの一貫性:
- 児童発達支援は0〜6歳の重症心身障がい児を対象にしており、放課後等デイサービスは7〜18歳の重症心身障がい児を対象としています。同じ施設内で両方のサービスを提供しているため、0〜18歳までの子どもを一貫して支援できる点が大きな特徴です。
- 少人数制の支援:
- 児童発達支援事業では、1日の定員が5名と少人数制になっており、個別対応でスタッフがしっかりと子どもたちをケアします。同様に、放課後等デイサービスでも定員は5名です。これにより、個々のニーズに応じた丁寧な支援が可能です。
- 送迎サービスと食事提供:
- 児童発達支援では昼食の提供と、自宅までの送迎が行われており、保護者が安心して就労や休養できるよう配慮されています。放課後等デイサービスでも、食事やおやつの提供と、各学校及び自宅との送迎があります。
- コミュニケーション支援:
- 音楽療法や感覚遊びを通じて、子どもたちのコミュニケーション能力を育む取り組みが行われています。音楽療法ではプロの音楽療法士が関わり、感覚遊びでは様々な感触の用具を使用して感覚を刺激しながら他者との信頼関係を築くことを目指します。
- 社会化活動:
- 統合保育と呼ばれる、障がいのある子どもとない子どもが一緒に遊ぶ活動を重視しています。また、地域の子どもたちとの交流や外出を通じて、社会性を育むための環境を提供しています。
- 相談支援事業の併設:
- FLAP YARD内には「相談室とまりぎ」が併設されており、障がい児に対する相談支援専門員が、利用計画の作成や適切なサービスの紹介を行います。これにより、保護者にとっても利用しやすい環境が整っています。
- 地域とのつながり:
- 地域住民や近隣の保育・教育機関との交流を積極的に行い、地域全体で子どもを支援する開かれた事業所を目指しています。
これらの特徴から、FLAP YARDは個別対応を重視し、安心して子どもを預けられる環境を提供している施設です。保護者にとっても、子どもたちの成長や社会参加を支援するための心強いパートナーとなることでしょう。
プログラム内容
FLAP YARDでは、重症心身障がい児を対象に多様なプログラムや活動を実施しています。以下に、具体的な室内活動や屋外活動、運動、学習支援の内容を詳しく説明します。
室内活動
- 音楽療法: プロの音楽療法士によるリズミカルな楽曲を使用し、手足や体幹、表情を使って感情を表現する支援を行います。音楽を通じて、言語や非言語のコミュニケーションスキルを育むことを目的としています。
- 感覚遊び: 様々な感触の用具を用いて、身体的能力に応じた感覚刺激を提供します。タッチングを通じて他者との信頼関係を築き、感受性を豊かにすることを目指します。
- 読本活動: 絵本や紙芝居を活用し、日常生活動作を感覚的に理解する支援を行います。具体的には、「じゃあじゃあびりびり」や「くっついた」などの絵本を使用して、ストーリーを通じた理解を促進します。
屋外活動
- 統合保育: 近隣の保育園と連携し、障がいのある子どもとない子どもが一緒に遊ぶ機会を提供します。これにより、社会性の向上を図り、相互に影響し合う関係を育てます。
- 外出活動: 地域の子どもたちとの交流を深めるため、送迎車を利用してのグループ外出を実施します。自然や季節の変化を感じることができる活動を通じて、日常生活のスキルを身につける機会を提供します。
運動活動
- 運動プログラム: 大きなクッションや遊具を用いて、粗大運動を行います。また、微細運動を促進するために積み木などを使った活動も行っています。これらの運動活動は、身体機能の発達を支える重要な要素となります。
学習支援
- 個別支援計画: 各お子様の成長や発達に応じた個別支援計画を作成し、活動内容を設定します。これにより、学習や社会性の発展を促進します。
以上がFLAP YARDで行われる様々なプログラムや活動の具体例です。これらの活動を通じて、子どもたちが楽しく学びながら成長できる環境を提供しています。
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FLAP YARDは、0~18歳までの重症心身障がいを持つ子どもやその家族に特化した支援を提供する施設です。この施設は、特に以下のような課題を抱える子どもや保護者に適しています。
- 重症心身障がいを持つ子ども: 身体的・知的な障がいがある子どもたちに対し、個別にカスタマイズされた療育プログラムを提供し、コミュニケーション能力や社会性の向上を目指します。
- 家庭のサポートが必要な保護者: 保護者が就労や休養ができるよう、安心して子どもを預けられる環境を整えています。送迎サービスや食事提供も行い、保護者の負担を軽減します。
- 社会参加の機会が必要な子ども: 地域の子どもたちとの交流や統合保育を通じて、障がいのある子どもとない子どもが一緒に遊ぶ機会を提供し、社会性を育む活動を行っています。
- 家族全体の支援が必要な場合: 障がいがある子どもを育てる中での心理的な負担や介護の負担を軽減するための支援を行い、家族全体が豊かに暮らせる社会の実現を目指しています。
FLAP YARDは、こうしたニーズに応えるために、以下のようなサービスや活動を提供しています。
- 児童発達支援事業: 0〜6歳児を対象に、個別支援計画に基づいた療育を行い、発達を支援します。
- 放課後等デイサービス事業: 7〜18歳の子どもに対して、放課後や休日に特化した支援を行い、自由な時間を提供します。
- 相談支援事業: 障がい児支援利用計画を作成し、適切なサービスを紹介することで、個々の成長と家族のニーズに応じた支援を行います。
- 居宅介護事業: ホームヘルパーを派遣し、日常生活の支援を提供することで、社会参加を促進します。
これらのプログラムを通じて、FLAP YARDは、重症心身障がい児とその家族が抱える課題に対して包括的かつ個別的な支援を行い、地域社会の一員として共に成長できる環境を提供しています。
施設の強み
FLAP YARDは、以下のような特化した分野や強みを持っています:
- 重症心身障がい児への特化: 0歳から18歳までの重症心身障がい児を対象とした専門的な支援を行っています。この特化により、個々のニーズに応じたきめ細やかな支援が可能です。
- 統合保育: 障がいのある子どもとない子どもが一緒に遊ぶ活動を推進しています。この取り組みにより、互いの理解を深め、社会性を育む環境を提供しています。
- 多職種の専門家による支援: 保育士、看護師、理学療法士、作業療法士など、様々な分野の専門家がチームを組んで支援を行います。この多職種連携により、包括的なアプローチが実現されています。
- 個別支援計画の策定: 各お子様に対して個別支援計画を作成し、その計画に基づいて支援を行います。これにより、成長段階や発達状況に応じた適切な支援が可能です。
- 家庭への配慮: 家族の生活にも寄り添い、親や兄弟のサポートを重視しています。家族全体を支援することで、地域社会における孤立を防ぎます。
- 相談支援事業の併設: 障がい児に対する相談支援専門員が常駐しており、利用者が必要なサービスを受けられるように計画を立てる手助けをしています。この体制により、利用者が最適な支援を受けやすくなっています。
- 地域との連携: 地域の保育園や教育機関との交流を積極的に行い、地域全体で子どもを支援する体制を築いています。これにより、地域社会の一体感が生まれます。
- 医療的ケアの提供: 痰吸引や経管栄養など、医療的なケアが必要なお子様にも対応できる体制を整えています。これにより、医療的なニーズを持つお子様も安心して利用できます。
これらの特徴により、FLAP YARDは他の施設と差別化され、特に重症心身障がい児に対する包括的で多角的な支援を提供することができています。
1日の流れの例
FLAP YARDの1日の流れ(例:児童発達支援の場合)は以下の通りです。
- 8:00 - 利用するお子様についての情報や活動の狙いを確認し、スタッフ間で共有します。その後、送迎車を運転してお子様を自宅までお迎えに行きます。
- 9:00 - 施設に到着したら、バイタルチェックを行い、水分補給を実施します。その後、各自の活動に取り組みます。
- 12:00 - 昼食を提供します。経管栄養が必要なお子様の場合は、有資格者が食事介助を行います。
- 13:00 - 午後の活動を開始します。ここではコミュニケーション支援や感覚遊び、音楽療法などのプログラムが行われます。
- 15:30 - お子様の帰宅準備を行います。その後、送迎車で自宅へ送り届けます。
- 16:30 - 送迎を終えた後、スタッフは記録業務や片付けを行い、1日が終了します。
このように、FLAP YARDではお子様一人ひとりに対して個別の支援を行い、安全で充実した日々の活動を提供しています。
児童発達支援日暮里舎人ライナー扇大橋駅下車徒歩10分jr北千住駅より都バス西新井大師駅行興本センター前下車徒歩3分 〒1230873 東京都足立区扇1-44-15 flap-yard
足立区の児童発達支援・療育施設についてよくある質問
児童発達支援は、「未就学児」を対象に発達支援や療育を行う公的なサービスです。 2019年10月より、現在実施中の子育て支援政策により
児童発達支援(就学前までの児童が対象)のサービス料金は自己負担額なし、「完全無料」となっております。(参考資料)
ただし、おやつ代などの実費がかかる場合は保護者様が支払う必要があります。
上記は現在実施中の子育て支援政策の1つですが、
基本的には、児童発達支援の利用料金は、以下の要素から構成されています
①自己負担額
・通常は利用料金の1割(残りの9割は自治体が負担)が自己負担額で、1回あたりおよそ1000円程度になります。
・例えば、1か月に20日利用した場合、利用料金は2万円ほどかかります。
・しかし月額負担の上限額を超えている場合は、月額負担の上限額が自己負担額になります。(世帯年収890万円以下の場合は、4600円)
月額負担上限額(世帯所得に応じて異なります):
・生活保護世帯・市民税非課税世帯: 0円
・世帯年収が890万円以下: 4,600円
・世帯年収890万円以上: 37,200円
利用者の方は、どれだけサービスを利用しても、上記の月額負担上限額を超えて費用を負担する必要はありません。
②おやつ代や遠足などでの実費
・施設によって異なりますが、おやつ代は1回50円ほどが多いようです。
・また、遠足や季節イベントに参加した場合は、交通費や娯楽費が別途かかることがあります
また、一部の市区町村では、さらに独自の補助がある場合がありますので、詳細はお住まいの市区町村に確認してください。 児童発達支援は、未就学児までが対象です。
利用するには、まず市町村の福祉窓口で「受給者証」を申請し、発達や療育のニーズを確認するための相談や面談を行います。
受給者証があれば、サービスを利用することができます。療育手帳や障害手帳は利用にあたり必須ではありません。 受給者証とは、児童発達支援のサービスを利用するために必要な証明書です。
市町村の福祉窓口で申請し、子どもの障害や支援の必要性が確認されると交付されます。
これにより、児童発達支援や放課後等デイサービスなどの福祉サービスを公費で利用できるようになります。 まず市区町村の福祉窓口や児童相談所に相談するのが第一歩です。
申請書類を提出し、子どもの発達状況や支援の必要性に関する面談や調査を受けます。
その後、支援が必要と認められれば受給者証が交付され、福祉サービスを利用できるようになります。 はい、基本的に可能ですが、まずは見学や相談をしたい施設に直接お問い合わせをください。 利用日数には基本的に上限があり、市町村が支給決定を行い受給者証を発行する際に決められます。
一般的には、子どもの支援ニーズや家庭状況に応じて、週に何回利用できるかが決まります。
具体的な回数の決定は各自治体によって判断されます。 必須ではありません。受給者証があれば、サービスを利用することができます。 はい、併用して利用することが可能です。
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