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療育の親子通園(母子通園)がしんどいなら続けるべき?辞めるべき?体験者が語るリアルな声も紹介

公開日:2025年11月06日更新日:2025年11月06日
療育の親子通園(母子通園)がしんどいなら続けるべき?辞めるべき?体験者が語るリアルな声も紹介

療育の親子通園に対して、しんどい気持ちを抱いている保護者もいるのではないでしょうか。

親子通園は保護者と子どもが一緒に参加する療育スタイルのため、毎日の送迎や周囲との関わりに疲れてしまう方も少なくありません。下の子がいたら預け先に困ったり、自分の時間を確保できずイライラしたりする場合もあるはずです。

保護者が無理をし続けるとストレスが蓄積され、親子関係に影響が出たり、療育自体が億劫になったりする可能性があります。

本記事では、療育の親子通園がしんどいと感じる主な理由と体験者のリアルな声、具体的な対処法を詳しく解説します。続けるべきかやめるべきかの判断基準も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

イクデンでは、豊富な施設から親子に合った療育を探せます。Web上から手軽に空き状況の確認や見学の問い合わせもできるため、親子通園にしんどいと感じている方はぜひご活用ください。

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「療育の親子通園がしんどい……」と感じる保護者によくある6つの理由

療育の親子通園が「しんどい」と感じてしまう理由は主に6つあります。

  • 送迎や準備が毎日の負担になるから

  • 子どもが癇癪を起こしたり通園を嫌がるから

  • 下の子の同伴や預け先の確保が大変だから

  • ほかの子との発達の差に焦りを感じるから

  • 施設のスタッフやほかの親(ママ友)との人間関係がストレスだから

  • 自分の時間が取れなくて気持ちに余裕がなくなるから

多くの保護者が抱える共通の悩みを詳しく解説します。

1, 送迎や準備が毎日の負担になるから

親子通園では、毎日の送迎や持ち物準備が大きな身体的負担になります。普段の慌ただしい時間に療育の準備が加わるほか、子どもの機嫌によっては予定通りに進まない場合もあるでしょう。

雨の日には毎日の準備にプラスして雨具やカッパが必要で、プールの日には水着や多めの着替えを持つことになります。多くの荷物と子どもを抱えて移動するだけでも労力を使います。

日々の小さな負担の積み重ねが「しんどい」と感じる原因の一つです。

2, 子どもが癇癪を起こしたり通園を嫌がるから

子どもが通園を嫌がって泣いたり癇癪を起こしたりすると、療育が始まる前に保護者が疲れてしまいます。

「行きたくない」と抵抗する子どもを無理に連れて行くことに、心を痛めてしまう方もいるでしょう。玄関先での攻防や、周囲からの視線など精神的なストレスにもつながりかねません。

療育が親子にとって苦しくなるような状況になれば、「しんどい、やめたい」と感じてしまいます。

3, 下の子の同伴や預け先の確保が大変だから

療育に通う子ども以外に兄弟姉妹がいる場合、下の子の預け先確保や同伴が大きな問題です。

施設によっては兄弟姉妹の同伴が難しかったり、できても活動の妨げにならないよう気を遣ったりする必要があります。毎回一時預かりを探すとなれば、手間や費用がかかります。

療育での負担に加えて、兄弟姉妹のことも考えるとなれば大変さが倍増するでしょう。

4, ほかの子との発達の差に焦りを感じるから

親子通園では、ほかの子どもの様子が目に入り発達状況を比べてしまいがちです。

同じ年代のことは話せるのにうちの子はまだ発語がない、周りと比べて落ち着きがないなど、落ち込んでしまう保護者もいます。

成長スピードには個人差があると理解していても、ほかの子どもとの差が目に見えてわかってしまうため、不安が大きくなってしまうでしょう。

5, 施設のスタッフやほかの親(ママ友)との人間関係がストレスだから

施設のスタッフやほかの保護者とのコミュニケーションが、精神的なストレスになることも少なくありません。

スタッフからの何気ない一言に傷ついたり、ママ友グループとの距離感に悩んだりと、人間関係がしんどくなる場合もあります。

施設との相性が悪く、療育の場で孤立感を抱いてしまうと居心地の悪い場所になり、保護者のストレスにつながります。

6, 自分の時間が取れなくて気持ちに余裕がなくなるから

親子通園に時間を取られることで、保護者自身の気持ちに余裕がなくなるケースがあります。通園と療育への参加で1日が終わり、帰宅しても家事や仕事が残っていれば、休む時間がありません。

そもそも、発達障害児やグレーゾーンの子どもは定型児と比べて生活面でもサポートが必要な場合が多く、保護者が一人で過ごす時間を確保しにくい傾向です。

療育と家事、仕事で自分の時間を犠牲にし続ける生活は、しんどい気持ちにつながりやすくなります。

実際に療育の親子通園(母子通園)を経験した、保護者のリアルな声を紹介

実際に療育の親子通園を経験した保護者の声を紹介します。

「他のお母さんから、「家でもこんなふうなの?」とか「大変そうですね~」とか言われるたびに、悪気はないとわかっていても、やっぱり息子は普通じゃないんだと落ち込んでしまう」

引用:Yahoo!知恵袋

「先生となんとなく合わない、下の子を預けなくてはいけないストレス、本当に効果あるのか。」

引用:Yahoo!知恵袋

「午前は次男の療育へ。昨日の預かりとは別の施設で、親子で一緒に歌って踊って制作したのでめちゃくちゃ疲れる。 次男と帰って一緒に昼寝。 夕方からは長男の病院へ。」

引用:X(旧Twitter)

親子通園は、子どもと一緒に活動する場合もあり体力的にも疲れます。下の子がいれば預け先を探したり、ほかの子どもと比べて落ち込んだりと、精神的なつらさを感じる場面もあるでしょう。

多くの保護者の方がさまざまな理由でしんどいと感じながら、悩んでいることがわかります。

療育の親子通園がしんどいときに試したい対処法

療育の親子通園がしんどいなら、以下のような工夫を取り入れるのがおすすめです。

  • 通園日数(頻度)や時間を調整してもらう

  • 送迎を家族やファミサポに頼る

  • 下の子を一時預かりや保育園に預ける

  • 「休んでいい日」を自分で決めておく

  • 思いをノート・SNS・友人との会話などで吐き出す

  • ペアレント・トレーニングなど親支援の機会を活用する

我慢し続けるのではなく、できることから試してみてください。

通園日数(頻度)や時間を調整してもらう

親子通園に負担を感じたら、施設のスタッフに通園日数や時間を減らせないか相談するのも一つの方法です。週に1〜2日だけでも通園日を減らせると、心と体に大きな余裕が生まれます。

たとえば、週5日の通園を週3日に変更してもらったり、午後の活動は休んで早めに帰宅したり、柔軟に対応できるか話し合うのがおすすめです。

利用計画の見直しは保護者の負担を軽減するうえで有効です。

送迎を家族やファミサポに頼る

毎日の送迎が大きな負担になっている場合、家族や地域のサポートサービスに頼るとよいでしょう。

誰かに頼ることで少しでも一人の時間が生まれ、心に余裕がもてるようになります。

送迎はパートナーや祖父母のほか、地域のファミリー・サポート・センターに依頼する方法があります。

ファミリー・サポート・センターは、子どもの送迎や預かりなどを有償で行う事業です。市区町村または市区町村から委託を受けた団体が運営しています。

すべてを一人で抱え込まず、頼れるところはうまく活用すると保護者の負担を減らせます。

出典:ファミリー・サポート・センター

下の子を一時預かりや保育園に預ける

兄弟姉妹の同伴が負担な場合は、一時預かりなどのサービスを積極的に活用しましょう。保護者の精神的な負担を大幅に軽減できるとともに、療育の効果も高まります。

下の子と一緒に療育へ参加すると、泣いたりぐずったりしたときに対応しなければなりません。周りの視線が気になったり、療育活動に集中できなくなったりする可能性があります。

たとえば、品川区では児童一人につき1日2,000円で一時保育を利用できます。費用はかかりますが、心に余裕をもたせるためにも一度検討するのがおすすめです。

出典:一時保育|品川区

「休んでいい日」を自分で決めておく

療育がしんどいと感じたら、心を休めるために意図的に休日をつくります。がんばらなければならないプレッシャーは、精神的に追い詰められる原因になります。

子どもの機嫌が悪すぎたら無理しない、体調が優れない日は休むなど、自分なりのルールを決めておくのがおすすめです。

親子通園の療育を続けるためには、ほどよく肩の力を抜くことが大切です。

思いをノート・SNS・友人との会話などで吐き出す

ため込んだ気持ちは信頼できる誰かに話したり、書き出したりして発散する必要があります。

自分の気持ちを整理するためには、言葉にして吐き出すことが重要です。誰かに共感してもらえると、孤独感も和らぎます。

信頼できる友人に話を聞いてもらう、匿名で利用できるSNSで同じ境遇の人とつながるなど、自分に合った方法を見つけましょう。

つらい気持ちは適度に吐き出し、ため込まないことが大切です。

ペアレント・トレーニングなど親支援の機会を活用する

ペアレント・トレーニングのような保護者向けの支援プログラムに参加し、子どもへの関わり方を学ぶことも有効です。

ペアレント・トレーニングとは、保護者が子どもへの褒め方や指示の出し方などを学ぶ心理教育的アプローチのことです。保護者の養育スキルの向上やストレス低減への効果も報告されています。

専門家から具体的な声かけのテクニックを学んだり、保護者同士で情報交換をしたりできると、子どもの対応にも自信がもてます。

子どもの特性に応じた関わり方ができるようになると、心に余裕が生まれ療育に対しても前向きな気持ちで参加できるようになるでしょう。

出展:発達障害支援におけるペアレント・トレーニングはじめの一歩

療育の親子通園がしんどいときでも続けてよかったと感じたこと

しんどいと感じることの多い親子通園ですが、続けてきてよかったと感じる瞬間もあります。

  • 子どもの表情や反応に変化が見えた

  • 専門職から発達障害の子どもに応じた適切な関わり方を学べた

  • 療育や発達段階に関する悩みをわかち合える仲間ができた

  • 親子で家以外の社会とのつながりができた

できなかったことができるようになったり、施設で楽しそうな笑顔を見せてくれたりしたときは、子どものためにがんばってよかったと思えるはずです。

また、専門家から関わり方を学べたり共感し合える仲間ができると、子育てに自信がもてるようになります。

自宅にこもりがちだった生活から、親子で出かける場所ができたことで、孤立感も和らぎます。

親子通園がしんどくて療育をやめた場合はどうする?

親子通園をやめた場合でも、次のように別の療育を受ける選択肢があります。

  • 単独通園(母子分離)に切り替える

  • 訪問型療育に切り替える

  • 家庭中心の療育に変更する

療育自体を諦めるのではなく、親子に合った別のかたちを探すことが大切です。

単独通園(母子分離)に切り替える

親子通園の負担が大きい場合、子どもだけが通う単独通園(母子分離)に切り替える方法があります。

保護者が一緒に活動しなくて済むため、離れている間は自分の時間を確保でき心身ともに余裕が生まれます。子どもにとっても自立心を育むよい機会となるでしょう。

多くの児童発達支援事業所では送迎サービス付きの単独通園も実施しています。保護者の負担を大きく減らせるため、単独通園(母子分離)の療育を検討するのも一つの手段です。

訪問型療育に切り替える

通園そのものが困難な場合は、専門スタッフが自宅に来てくれる訪問型療育を利用するのがおすすめです。

送迎の必要がなく、子どもも安心できる自宅で療育を受けられるため、親子ともにストレスが少なくなるメリットがあります。

近くで訪問型療育を行っているところがあるか調べるほか、自治体の公式サイトに記載されている場合もあるため、一度窓口に問い合わせてみるとよいでしょう。

出典:障害児通所支援(児童発達支援・放課後等デイサービス等)台東区ホームページ

家庭中心の療育に変更する

家庭での関わりを中心に療育を進めていくという選択肢もあります。毎日の送迎や下の子の預け先などの負担が完全になくなり、ストレス軽減につながるからです。

たとえば、ペアレント・トレーニングのような子育て講座を受講すれば、家庭で実践できる具体的な関わり方を学べます。

東京都中野区でNPO法人わかみやクラブが運営する「いろとりどり」という事業所では、子育てに関する講座を実施中です。発達に課題のある子育てをしているペアレントメンターへ相談したり、同じ悩みを抱く保護者同士が話せる相談会に参加したりできます。

施設に通うことだけが療育ではありません。家庭での学びと外部のサポートを組み合わせると、親子にとって無理なく療育を続けられます。

療育の親子通園は続けるべき?やめるべき?しんどい場合に判断するための視点を紹介

療育の親子通園を続けるか、やめるかの判断に迷ったら以下4つの視点から客観的に見つめ直してみるのがおすすめです。

  • 子どもが通園をどう受け止めているか

  • 親の体調・気持ちが限界にきていないか

  • 親子と施設のスタッフ以外はやめる選択にどういう意見を持っているか

  • 親子通園の今の療育施設が自分たちに合っていないだけではないか

やめてから後悔しないよう、冷静に判断する必要があります。

子どもが通園をどう受け止めているか

療育を受けている子ども自身が通園をどう感じているかが重要です。保護者がしんどいと感じていても、子どもは療育を楽しんでいる場合もあります。

笑顔で活動に参加できているか、連絡帳やスタッフからの報告で気になる点はないかなど、子どもの気持ちを先入観なく観察してみましょう。

今の療育施設をやめたほうがよいのか、子どもの気持ちになって考えることが大切です。

親の体調・気持ちが限界にきていないか

保護者の心と体の健康状態が限界に達していないかを見極めましょう。笑顔で子どもに接するためには、保護者の心身が良好でなければなりません。

食欲がない、常にイライラするなどの異変を感じたら子どものためにと無理をしすぎず、自分のメンタルケアを考えることが大切です。

親子と施設のスタッフ以外はやめる選択にどういう意見を持っているか

第三者の客観的な意見に耳を傾けてみることも、やめるかどうかを決めるために重要です。

毎日子どもと向き合っていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。少し離れた場所から見ている両親や友人の意見を聞くことで、冷静な判断ができる場合もあります。

「最近疲れているよ」など自分では気づけなかった部分から、療育の親子通園を続けるかやめるかの参考にできるでしょう。

親子通園の今の療育施設が自分たちに合っていないだけではないか

親子通園自体ではなく、単に今の施設との相性が悪いだけの可能性もあります。

施設の療育方針やプログラムの内容、スタッフの雰囲気などが親子に合っていないため、しんどいと感じるケースは少なくありません。

保護者が思っているような支援がない、プログラム内容に不満がある場合は、環境を変えると悩み解決につながります。

親子通園から自分たちに本当に合う療育施設(児発・放デイ)へ切り替えたい方はイクデンをご活用ください

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イクデンなら、お住まいの地域からはもちろん、プログラム内容や施設の特徴から療育を簡単に検索できます。送迎の有無、土日も利用している施設など希望の条件で絞り込むことも可能です。

施設の詳細ページでは活動内容や利用者の口コミが記載され、施設の雰囲気をイメージしやすくなっています。

親子通園が合わないと感じたら、新たな療育を探すためにぜひ一度イクデンを利用してみてください。

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療育の親子通園がしんどいときに頼れる支援先

療育の親子通園がしんどいと感じたときは一人で悩みを抱え込まず、以下の支援機関を活用してみましょう。

  • 市区町村の発達支援センター

  • 児童発達支援事業所の相談窓口

  • 保健センター・子育て支援センター

市区町村の発達支援センターは、地域の発達支援の中核となる機関です。療育全般に関する相談や、ほかの施設の情報提供など幅広いサポートを受けられます。

児童発達支援事業所には、現場の専門職が在籍しています。プロの視点から具体的なアドバイスをもらえるでしょう。

保健センター・子育て支援センターは、健診や育児相談を担っている地域の相談窓口です。保健師や相談員が話を聞いてくれるため、必要に応じて発達支援センターなどにつなげてもらえる可能性があります。

出典:児童発達支援センターの位置づけについて

療育の親子通園を「しんどい」と感じながらも頑張る保護者様へ伝えたいメッセージ

療育の親子通園をしんどいと感じるのは、子どもと真剣に向き合っている証拠です。つらい気持ちになるのは当然の感情で、保護者自身を責める必要はありません。

親子通園が合う親子もいれば、単独通園や家庭療育が合う親子もいます。療育のかたちに正解はないので、保護者と子どもが笑顔で楽しくいられる方法を見つけることが大切です。

もし今、心が限界なら「しんどい」と声に出してみましょう。療育のあり方はほかにもあるため、別の選択肢を知っておくだけでも心が軽くなるはずです。

親子通園がしんどいときは療育スタイルが自分たちに合っているかを慎重に判断しましょう

親子通園はメリットも多い反面、毎日の送迎や体力面など保護者に大きな負担がかかるのも事実です。しんどいと感じるのは甘えではなく、心身ともに疲れてしまっている可能性があります。

通園日数を調整したり誰かに頼ったりと、負担を軽くする工夫を試すことが大切です。状況が改善しない場合は単独通園や訪問型療育など、ほかの選択肢に目を向けるとよいでしょう。

親子が無理なく続けるためにも、楽しく通える療育スタイルを見つけることが大切です。

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この記事を書いた人
イクデン編集部

療育施設の運営経験者や、発達支援の現場を知るメンバーが在籍。発達に特性のあるお子さまを育てる保護者の方と、施設を運営する方の両方に役立つ情報をお届けします。

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