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DCD(発達性協調運動障害)の子どもに見られる特徴とは?家庭でできるサポート方法も紹介

DCD(発達性協調運動障害)の子どもに見られる特徴とは?家庭でできるサポート方法も紹介

運動が極端に苦手、手先がうまく使えないなど、子どもの不器用さに悩む方もいるのではないでしょうか。

運動の不器用さの原因が「DCD(発達性協調運動障害)」かもしれないと、不安に感じる場合もあるでしょう。

DCDとは、知的な発達に遅れはないものの、脳からの指令が体にうまく伝わらないことで生じる発達障害の一つです。体のパーツをうまく連携させられず、ぎこちない動きになったり極端に不器用になったりする特徴があります。

DCDは本人の努力不足や、保護者の育て方が原因ではありません。

しかし、DCDの特性が周囲に理解されないと「やる気がない」「不注意だ」と誤解を生んでしまいます。子どもの自信喪失につながり、学校生活などで困難を抱えてしまうでしょう。

本記事では、DCDの具体的な症状や家庭でできるサポート方法、関わり方をわかりやすく解説します。病院での診断方法や療育についても紹介しているため、参考にしてください。

DCD(発達性協調運動障害)とは|脳の情報処理のずれによる「不器用さ」の発達障害

DCD(発達性協調運動障害)とは、知的な発達に問題はないにもかかわらず、極端に運動が苦手だったり、手先が不器用だったりする特性をもつ発達障害です。

本人の努力不足や怠慢、または保護者の育て方やしつけが原因ではありません。目や耳から入った情報を脳が処理し、体をどう動かすか指令を出す過程にズレが生じて起こる、医学的な特性です。

また、DCDはADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉スペクトラム症)といった、ほかの発達障害と併存しやすい傾向があります。子どもの不器用さが気になるときは、DCDの特性がある可能性を考慮し、適切なサポートを受けることが大切です。

DCDの子どもが苦手な「協調運動」とは?DCDを見分けるチェックリストも紹介

DCDの子どもがとくに苦手とするのが「協調運動」です。協調運動とは、体の別々に動く部分を同時に動かす運動のことです。

DCDの子どもは、体の各パーツを連携させる脳の働きに難しさがあるため、一つひとつの動きはできても、組み合わせた動作がぎこちなくなってしまいます。

具体的には、ボールを目で追いながら適切なタイミングで手を伸ばしてキャッチする、縄の動きに合わせてタイミングよくジャンプするといった運動です。

発達障害ナビポータルによると、協調運動の問題はASD(自閉スペクトラム症)の89%、ADHD(注意欠如・多動症)の55.2%に見られるというデータがあります。ほかの発達障害との関連が深いこともわかっているため、子どもの動きで気になる点があれば以下のチェックリストを参考にするのがおすすめです。

引用:DCD支援マニュアル P19

厚生労働省が公開している資料「DCD支援マニュアル」には、全身運動や手先の運動などから、DCDを判別できるチェックリストがあります。家庭で確認する際の目安として活用し、不安なことがあれば専門機関へ相談しましょう。

DCDの子どもに見られる主な特徴・症状|見逃されやすい初期サインもチェック!

DCDの子どもに見られる主な特徴や症状は以下のとおりです。

  • 縄跳びやボール投げが苦手

  • 靴紐やボタンなどの身支度が難しい

  • 文字を書くスピードが遅い、字が読みにくい

  • よく転ぶ、動きがぎこちない

DCDの子どもの中には、運動が苦手なだけだと見逃されやすいケースもあるため、詳しく解説します。

縄跳びやボール投げが苦手

縄跳びやボール投げが周りの子と比べて極端に苦手なのは、DCDの子どもによく見られる特徴です。

縄跳びは縄を回す腕の動きと、ジャンプする足の動きを連動させて行います。またボール投げは目でボールの動きを追いながら腕や手を使う必要があり、どちらも協調運動が求められます。

DCDの子どもは手と目、手と足といった別々の部分を同時に動かすことが苦手です。ほかの子どもたちが簡単にできる運動でも、タイミングがずれたり、ぎこちない動きになったりしてしまいます。

単に運動が苦手なだけでなく、体のパーツをうまく連携させられないことが根本的な原因です。

靴紐やボタンなどの身支度が難しい

靴紐を結ぶ、服のボタンをとめるといった日常の身支度に時間がかかってしまうのもDCDのサインです。

DCDの子どもは、指先の細かな動きを両手でタイミングよく合わせるのが難しく、結んだりつまんだりがうまくできません。

「不器用だからできない」のではなく、脳と体を協調させて複雑な動きをするのが苦手な背景を理解する必要があります。

文字を書くスピードが遅い、字が読みにくい

文字を書くスピードが遅い、マスの中に文字を収められない、形が崩れて読みにくいといった場合はDCDの特性が関係している可能性があります。

文字を書く動きは鉛筆を適切な力加減で持ち、手や指を細かく動かす手と目の協調運動です。

DCDの子どもは力加減や動きのコントロールが難しく、すぐに手が疲れたり整った字を書き続けられなかったりする場合があります。

日常的な困難が、勉強そのものへの苦手意識につながってしまうケースも少なくありません。

よく転ぶ、動きがぎこちない

何もない平らな場所でつまずく、頻繁に転ぶなど全身の動きがぎこちなく見えるのもDCDの特徴です。

DCDの子どもは体のバランスを保つことが苦手です。体幹が不安定になりやすく、ふらつきや転倒が多くなってしまいます。さらに、体の位置や動きを正確に把握しにくいため、段差や障害物がなくても、つまずいたような動きになってしまう場合があります。

「不注意だから」「体が弱いから」ではなく、バランスやタイミング、姿勢の調整などに特有の難しさから起こる現象です。

DCDの子どもが生活の中で困りやすいこと

DCDの子どもが生活の中で困りやすいことは以下のとおりです。

  • 体育や遊びに参加しにくい

  • 自信を失いやすく、自己肯定感が下がりやすい

  • 周囲から誤解され叱られやすい

  • 手先の作業が多い学校生活で苦労する

子どもの困りごとが増えると、生活しにくくなってしまうため詳しく解説します。

体育や遊びに参加しにくい

体育の授業や友だちとの外遊びの中に、積極的に入っていけないケースがあります。

「自分はうまく遊べない」「みんなに笑われたくない」といった強い不安感を抱いている可能性があるからです。

ドッジボールではボールをキャッチできずにすぐ当てられてしまったり、鬼ごっこではすぐに転んでしまったりする場合があげられます。思うようにできなかった体験が積み重なれば運動に対する苦手意識が強まり、徐々に友だちとの遊びを避けるようになるでしょう。

うまく体を動かせないことが、友人関係を築くうえで大きな壁になるおそれがあります。

自信を失いやすく、自己肯定感が下がりやすい

DCDの子どもは、日常生活のさまざまな場面で「できない」経験を繰り返すため、自信を失い、自己肯定感が低くなりがちです。

図工の時間にハサミがうまく使えない、字がきれいに書けないなど、友だちと比較して落ち込む場面が多くなれば自信をもつ機会が少なくなります。

自己肯定感の低さは、何事にも挑戦する意欲を失わせることにつながります。

周囲から誤解され叱られやすい

DCDの特性は外見からはわかりにくく、不器用さや不注意さが誤解を招き、叱られてしまうケースがあります。

本人は一生懸命やっているにもかかわらず「ふざけている」「努力が足りない」と見なされてしまうからです。

ノートの字が乱れていれば「もっと丁寧に書きなさい」と叱られ、すぐに転べば「周りを見なさい」と注意されるでしょう。努力が報われず、自分の困りごとをわかってもらえない環境は、子どもにとって辛いものです。

周囲の無理解が子どもを孤立させ、追い詰めてしまう場合があります。

手先の作業が多い学校生活で苦労する

学校生活では手先の細かな作業が多数あり、DCDの子どもは多くの場面で苦労を感じています。

授業でノートを取る、リコーダーを演奏するなど、手や指の協調運動を必要とする活動は数えきれません。友だちと比べて作業に時間がかかったり、うまくできなかったりすると特定の教科に強い苦手意識を抱いてしまう場合もあるでしょう。学校自体がストレスになる可能性もあります。

学校での「できない」体験は、子どもの学習意欲全体に大きな影響を与えてしまいます。

DCDを病院(医療機関)で診断してもらう方法|何科に行けばいいのかも解説

子どもの不器用さがDCDによるものかもしれないと感じたら、専門の医療機関で相談し、診断を受ける必要があります。

DCDの診断や相談は「小児科」「小児神経科」「児童精神科」などで対応可能です。どこに相談すればよいかわからない場合は、まずかかりつけの小児科医や、お住まいの地域にある「発達支援センター」に問い合わせてみるとよいでしょう。

一般的な診断の流れは以下のとおりです。

  1. 保護者との面談・発達歴の確認

  2. 行動観察や簡単な動作チェック

  3. 必要に応じて発達検査や運動機能検査(例:MABC-2 など)

DCDの診断には、DSM-5-TR(アメリカ精神医学会)やICD-10(WHO)といった国際的な診断基準が用いられます。

DSM-5-TRでは、日常生活年齢の機会に照らして、明らかに劣る運動能力があるかどうかが判断基準です。神経発達症群の中の「運動症群/運動障害群」に分類され、知的障害や知能指数との関係はありません。

ICD-10では検査スコアが年齢平均より2標準偏差以下を基準としています。IQが70以下(精神遅滞)の場合は、運動の困難さが知的障害によるものと判断されます。

受診の際には、母子手帳や、学校・園の先生が書いた連絡帳など、子どもの普段の様子がわかる記録を持参するのがおすすめです。医師が状況を理解しやすくなり、診断がスムーズに進みます。

医療機関によっては紹介状が必要な場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

参考:疾病、傷害及び死因の統計分類|厚生労働省

家庭でもできる!DCDの子どもへのサポート方法

家庭でもできる、DCDの子どもへのサポート方法を紹介します。

  • できたことを積極的にほめて自信を育てる

  • 作業は小さなステップに分けて教える

  • ほかの子と比べず、その子のペースを大切にする

  • 家族で一緒に練習して楽しくチャレンジさせる

日常生活での困りごとを少しでも減らせるよう、家庭でできることから支援してあげましょう。

できたことを積極的にほめて自信を育てる

できたことを具体的に、そして積極的にほめてあげると子どもの自信につながります。

DCDの子どもは周囲と比べて「できない」を感じる場面が多く、自己肯定感が低くなりがちです。どんなに小さなことでも「できた」という成功体験を積み重ね、保護者に認めてもらえれば成長を実感できます。

「自分でボタンをとめられたね」「昨日よりも多く縄跳びが跳べたね」など、結果だけでなく、できるまでの過程や少しの進歩に注目して声をかけてあげましょう。

自信がつくと、次への挑戦意欲にもつながります。

作業は小さなステップに分けて教える

靴紐を結ぶ、服をたたむなどの少し複雑な作業は、いくつかの簡単な工程(スモールステップ)に分解して教えるのが効果的です。

一度に多くのことをやろうとすると、脳が混乱してしまい体をうまく動かせなくなってしまいます。工程を細かく分けることで、一つひとつの動きに集中しやすくなります。

たとえば「靴紐を結ぶ」なら、次のように分解してみましょう。

  • 紐を両手で持つ

  • 左右の紐をクロスさせる

  • 下の紐を上に通して「かた結び」をつくる

  • 一方の紐で「輪っか(耳)」をつくる

  • もう一方の紐を、作った輪っかの根元に巻きつける

  • 巻きつけた紐の先を小さな穴に通して「輪っか」を

  • 両方の耳を持って引っ張り、結び目を締める

まずは、太くやわらかい紐を使い机の上で練習するのもおすすめです。

一つできたらほめて、次のステップに進みます。スモールステップで成功体験を積んでいくことが、目標達成への近道です。

ほかの子と比べず、その子のペースを大切にする

ほかの子どもと比べるのではなく、一人ひとりの個性と成長ペースを尊重するのが大切です。

DCDの子どもは、運動スキルの習得に時間がかかります。ほかの子どもとの比較は不要なプレッシャーを与えかねません。

昨日の自分と比べてどれだけ成長できたかを認め、日常的にがんばりを伝えてあげると子どもの安心感につながります。

子どもが自分のペースで成長できるような環境を、家庭でもつくってあげる必要があります。

家族で一緒に練習して楽しくチャレンジさせる

苦手なことへの練習は、家族が一緒に楽しみながら行うと、子どもの意欲を大きく引き出せます。

子どもが義務感で練習するのではなく、家族と一緒に遊んでいる楽しい時間になれば、前向きな気持ちで取り組めます。

キャッチボールの練習では「どっちが長く落とさずに続けられるか競争しよう」とゲーム感覚を取り入れたり、休日に公園で一緒に体を動かしたりする時間をつくるのがおすすめです。

うまくできなくても「大丈夫だよ、また一緒にやろう」と声をかけながら続けると、子どもも安心できます。楽しいと感じられるポジティブな経験が、苦手なことへ挑戦するハードルを下げてくれるでしょう。

家庭だけでのサポートに限界を感じたら療育(領域支援)を受けさせることも検討しましょう

家庭での工夫やサポートを続ける中で、関わり方に悩んだりうまくいかなかったりする場合は、療育(発達支援)の利用がおすすめです。

DCDは脳と体の協調に関わる特性です。専門知識と経験があるスタッフが在籍する療育でプロから支援を受けられると、子どもの力を伸ばしやすくなります。

とくに、療育施設では生活動作や手先の動きをサポートする作業療法士(OT)や基本的な運動機能の改善を専門にする理学療法士(PT)が、子どもの特性に合わせて効果的な体の使い方を教えてくれます。

子どもは集団活動を通して人との関わり方を学び、小さな成功体験を積み重ねることで社会性や自信も育てていけるのです。

保護者自身も専門スタッフに悩みを相談できるため、一人で悩む孤独感から解放され、心の負担が軽くなるでしょう。

療育は子どもだけでなく、保護者にとっても心強い味方になる場所です。

DCDのお子さまでも楽しく通える療育施設をお探しなら「イクデン」をご活用ください

DCDの子どもに合った個別療育施設を探すなら、全国約8万件の施設情報を掲載しているポータルサイト「イクデン」が便利です。

各施設のページには、送迎サービスの有無や提供される支援プログラムの内容、スタッフが保有する専門資格など、比較検討に役立つ詳細情報がまとめられています。さらに、実際に利用した保護者の口コミも多数掲載されているため、施設の雰囲気や評判を事前に確認でき、安心して選択できます。

都道府県別はもちろん、プログラムの特徴や支援内容からも検索できる点が特徴です。生活動作の支援なら個別療育やOTが在籍している施設、体の基盤をつくりたいなら感覚統合や運動療育など、DCDの子どもに適したサポートを受けられるところを効率的に見つけられます。

Web上で空き状況の確認や見学の申し込みができるのも大きなメリットです。希望するプログラムから療育施設を探せるイクデンを、ぜひ活用してみてください。

>>イクデン公式サイトを見る

療育でも受けられる!DCDの子どもに効果的な支援方法(おもちゃ・遊び・運動)を紹介

療育では、子どもが楽しいと感じられる遊びや運動を通して発達を促す、さまざまな支援が行われます。楽しみながら取り組むことで、子どもの意欲を引き出し、自然な形で体の使い方を学んでいけます。

具体的な支援方法は以下のとおりです。

  • バランスボールやトランポリン(体幹、平衡感覚)

  • ブロック遊びや折り紙などの手先遊び(手先の感覚)

  • 簡単なボール遊びやキャッチボール(空間認識力)

  • リズム体操やステップゲーム(リズム感覚、全身運動)

バランスボールやトランポリンは「粗大運動」を促し、体のバランス感覚や体幹を遊びながら鍛えます。粗大運動とは運動の基盤になる動きで、体全体や大きな筋肉を使った動きのことです。

また、手先を使って遊ぶブロックや折り紙などは「微細運動」の練習になります。微細運動は小さな筋肉を使って、細かい動きをすることです。視覚と手の協調が大事になり、日常生活や学習に直結します。

そして、ボール遊びは距離感をつかむ練習を通して空間を認識する力を高め、リズム遊びは体の各部分を連携させる感覚を楽しく育てます。

DCDの子どもの発達段階や興味に合わせて、専門スタッフが適切なプログラムを計画してくれる点が療育のよさです。

DCDのお子さまの支援には保護者の対応も大切!できることや支援機関との連携のコツを紹介

DCDの子どもの支援は、家庭だけで完結するものではありません。保護者を中心に、学校や専門機関と連携しながら子どもを支えていく視点が大切です。

まず、学校や担任の先生と子どもの様子を共有しましょう。学校で困っていることや、逆に家庭でできるようになったことを定期的に伝え合えると、一貫したサポートを行えます。

また、家庭での関わり方に迷ったときには、発達支援センターや療育施設など専門機関に相談するのがおすすめです。療育には専門スタッフが客観的な視点からアドバイスをくれるため、具体的な解決策を一緒に考えられます。

さらに、保護者自身が一人で抱え込まないことも重要です。同じ悩みをもつ保護者が集まる療育やコミュニティなどをうまく活用できれば、情報交換をしたり悩みを打ち明けたりできます。

保護者が安心して前向きでいられると、子どもの安心にもつながります。

DCD(発達性協調運動障害)の子どもに関するよくある質問

DCDの子どもに関してよくある質問を紹介します。

  • DCDは成長とともに改善する?

  • DCDとADHD・ASDの違いは?

  • DCDでも普通学級に通って大丈夫?

  • 大人になってもDCDは残る?

それぞれ詳しく解説するため、DCDについて悩みや不安がある方は参考にしてください。

DCDは成長とともに改善する?

DCDの特性が、年齢とともに自然に治ることはありません。

しかし、適切な支援や本人に合ったトレーニングを続けると、日常生活での困難を減らし「できる」を増やしていけます。成長するにつれて体の使い方が上手になったり、自分なりの工夫を見つけたりして、ある程度の改善が見られる方もいます。

早期から一人ひとりの特性に合った支援を継続すると、日常生活を過ごしやすくなるでしょう。

DCDとADHD・ASDの違いは?

DCDとADHD・ASDは、いずれも発達障害に分類されますが、主な特性に違いがあります。

DCDが主に体の動きに関する困難であるのに対し、ADHDやASDは行動やコミュニケーションに関する特性が中心です。

下表にてそれぞれの違いを紹介します。

特性

DCD(発達性協調運動障害)

ADHD(注意欠如・多動症)

ASD(自閉スペクトラム症)

主な困難

・運動の不器用さ

・協調運動の問題

・注意力の偏り

・衝動性

・多動性

・対人関係

・コミュニケーション

・こだわりの強さ

・感覚過敏

上記の発達障害は併存しやすく、一人の子どもが複数の特性を併せ持つ場合が多くあります。

DCDでも普通学級に通って大丈夫?

多くのDCDの子どもは普通学級に通えます。

ただし、体育が苦手だったりノートを取るスピードが遅かったりなど、学校生活のさまざまな場面で困難を感じる可能性があります。

必要な支援があれば、学校に対して「合理的配慮」を求めましょう。合理的配慮は子どもがほかの生徒と平等に教育を受けられるように、個別の支援をお願いできる制度です。

板書をとる時間を多めにしてもらう、体育では審判など自分のできる役割を与えてもらうといった配慮が考えられます。

大人になってもDCDは残る?

DCDの特性は、大人になっても完全になくなるわけではありません。パソコンのタイピングが遅かったり、細かな手作業が求められる仕事で困難を感じたりする場合があります。

しかし、成長する過程で自分なりの工夫や対処法を身につけていける方がほとんどです。使いやすい文房具を選ぶ、自分の得意を活かせる仕事に就くなど社会で十分に活躍できます。

大人になっても特性とうまく付き合っていく必要があります。

お子さまのDCD(発達性協調運動障害)改善には早期から適切な支援を続けることが大切

DCDは、保護者の育て方が原因ではなく、脳の特性によって「不器用さ」が生まれる発達障害です。

DCDの子どもは体の別々に動く部分を同時に動かす協調運動が苦手です。日常生活や学校で過ごしにくさを感じ、友だちとうまく遊べなかったり自信を失いやすくなったりします。

家庭でのサポートはもちろん療育などの専門機関とうまく連携し、子どもも保護者も安心して過ごせる環境を整えることが大切です。同時に、周囲は不器用さの背景にある困難を正しく理解し、早期から適切な支援を始める必要があります。

子どもの不器用さや発達について悩み、療育施設を探している方は「イクデン」をご活用ください。イクデンでは都道府県別で探せるほか、希望するプログラム内容からも施設の検索ができます。

サイト上で空き状況の確認や施設の口コミも確認できるため、保護者と子どもに合った療育を見つけられるでしょう。

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