重症児デイサービスはじめの一歩

この施設での1日の流れは、介護職と看護師で若干異なりますが、ここではそれぞれの流れを具体的に説明します。

介護職の場合の1日の流れ:

1. 送迎: 利用者一人一人に合った送迎車を使用し、安全・安心な送迎を行います。送迎エリアは可児市、多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市、中津川市です。慣れるまで先輩のスタッフが指導します。送迎車は軽自動車やミニバンを運転します。
2. 入浴介助: 機械浴を利用し、体に負担が少ない状態で入浴を支援します。機械の操作方法についてもサポートします。
3. 食事介助: 利用者によって食事のスタイルが異なるため、それぞれに合った介助を行います。食事のペースも利用者によって異なるため、顔色を見ながら介助します。
4. その子に合った支援: マッサージ、読み聞かせ、トイレ介助、歩行練習、機能訓練などを行います。寝たきりや車いすでの生活を送る利用者には体位変換やマッサージを行い、今ある機能を大切に支援します。言葉を話せる方には読み聞かせを行い、発声練習をサポートします。歩ける方には歩行練習を行います。
5. 送迎: 利用者の帰宅時間が異なるため、帰りも送迎を行います。

看護師の場合の1日の流れ:

1. 送迎: 介護職と同様に、安全・安心な送迎を行います。送迎エリアは同じです。
2. 水分補給: 気管切開等を行っている方には、口腔からの水分補給ができないため、胃ろうから水分補給をします。
3. 経管栄養: 自分で口から食べ物を摂取できない方や誤嚥の危険がある方に対して、胃ろうなどを通じて必要な栄養を直接注入します。
4. 水分補給: 再度、気管切開等の方には胃ろうから水分補給を行います。
5. その子に合った支援: 介護職と同様に、マッサージ、読み聞かせ、トイレ介助、歩行練習、機能訓練などを行います。
6. 送迎: 利用者の帰宅時間が異なるため、帰りも送迎を行います。

このように、介護職と看護師はそれぞれの役割に応じて、利用者の日常生活を支援する流れが確立されています。