施設の特色
この施設は「てくてく」と呼ばれており、放課後等デイサービスを提供しています。以下にその特徴や特色を詳しく説明します。
- 対象年齢と定員: 小学校1年生から高校3年生までの障害のある子どもたちを対象としており、1日の定員は10人です。これにより、個々の子どもに対してきめ細かい支援が可能となります。
- 営業時間と休日: 平日は14:30から17:30まで営業しており、土日・祝日は9:00から15:00まで、長期休暇(夏休みなど)は9:00から15:00まで利用できます。日曜日は休業日です。
- 専門的なスタッフ: 介護福祉士や保育士、教員免許を持った有資格者が在籍しており、福祉や教育に関する豊富な経験を活かして支援を行っています。
- 多様なプログラム: 学校や家庭では体験できない活動を提供しており、就労トレーニングや生活動作訓練、創作活動など、多様なプログラムを通じて協調性や社会性を育むことを目指しています。
- 地域とのつながり: 地域行事への参加や清掃活動などを通じて地域との関係を深めることができ、子どもたちには社会貢献の喜びを感じてもらえる機会を提供しています。
- 就労体験の機会: 就労支援事業所「てくテック」と連携しており、実際の作業体験を通じて働くことの喜びや楽しさを体験できる機会があります。
- 活動内容: 個別活動や集団活動、おやつの時間、終わりの会など、子どもたちが楽しく過ごせるタイムスケジュールが組まれています。また、体力づくりや地域交流などの活動を通じて、基礎体力の向上を目指しています。
このように、「てくてく」は子どもたちの成長を促進するための多様な支援を行っており、保護者にとっても安心して子どもを預けられる環境が整っています。施設を見学することで、実際の雰囲気やプログラム内容を確認することもできます。
プログラム内容
この施設には、様々なプログラム内容や活動内容が用意されています。以下に具体的な活動の例を示します。
室内活動
- 就労トレーニング: 利用者は実際に業務を体験し、就労能力の向上を図ります。具体的には、自動車部品やプラスチック製品の組立て・検品作業や、ギフト商品のシール貼り・箱詰め作業などを行います。
- パソコン学習: PCを使用して、興味のあるテーマについて調べたり、操作スキルを向上させるための指導を行います。
- 創作活動: 様々な素材や道具を使って、手先の動きや力をコントロールする感覚を養うための活動です。これにより、集中力や表現力も高めることができます。
- ごっこ遊び: 集団で行うごっこ遊びを通じて、社会性や協調性を育む場面が多くあります。この活動ではルールを守ることや我慢すること、譲ることを学ぶことができます。
屋外活動
- 地域交流: 地元の児童館や地域の清掃活動に参加することで、地域社会との繋がりを持つ機会を提供します。
- 体力づくり: 公園やプールでの活動、地域散策を通じて体を動かす機会を確保し、基礎体力の向上を目指します。
- 施設見学: 博物館や水族館、工場などに出向いて、さまざまな見学や体験活動を行います。これにより新しい知識や経験を得ることができます。
学習支援
- 生活動作訓練: 基本的な生活習慣や対人関係、言語やコミュニケーション能力を伸ばすための活動を、発達段階に応じて行います。
- 調理実習: おやつや昼食を作る活動を通じて、工程を考えたり、役割を与えられることの責任感を養います。
特別なイベント
- 季節のイベント: お花見やハロウィン、バーベキューなどのイベントを通じて、楽しみながら社会的な活動に参加します。
- 日帰り旅行: 休みの日には仲間たちと日帰り旅行を企画し、楽しむ機会を提供します。
これらの活動は、利用者一人一人のニーズに応じて柔軟に調整され、楽しく有意義な時間を過ごせるよう心掛けられています。
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この施設は、障がいを持つ子どもたちやその保護者に対して、以下のような課題やニーズに適しています。
- 支援が必要な子ども:
- 日中に見守りや支援を必要とする障がいのある子どもが対象です。特に、家庭や学校では支援が十分でない場合に利用が推奨されます。
- 社会性や協調性の向上:
- 学校や家庭では体験できない活動を通じて、社会性や協調性を育むことを目的としています。集団活動や創作活動を通じて、他の利用者とのコミュニケーションを促進します。
- 就労体験の機会:
- 就労支援事業所との連携により、実際の就労体験を提供し、働く喜びや楽しさを体験することができます。これは特に、将来的に就労を希望する子どもたちにとって貴重な経験となります。
- リフレッシュや休息の提供:
- 保護者にとって、レスパイトケアの役割も果たします。子どもを安心して預けることができる環境を提供することで、保護者が自分の時間を持つことを可能にします。
- 個別ニーズへの対応:
- 各利用者のニーズに応じてプログラムを立案し、個別活動を通じてそれぞれの成長を促す支援を行っています。
このように、施設は障がいを持つ子どもたちが安心して過ごし、成長できる環境を提供することで、保護者のニーズにもしっかりと応えています。
1日の流れの例
「てくタイム」と「てくテック」の1日の流れについて具体的に説明します。
てくタイムの1日の流れ
- 15:00 活動開始
利用者の方が到着し、活動が始まります。この時間には喫茶タイムが設けられています。 - 15:30 個別活動・集団活動
利用者はそれぞれのニーズに応じた個別活動や、他の利用者と一緒に行う集団活動を行います。 - 17:00 活動終了(関方面)
関方面への送迎を開始します。 - 17:30 活動終了(美濃加茂方面)
美濃加茂方面への送迎を開始します。
てくテックの1日の流れ
- 8:00 ご自宅までのお迎え
利用者の方を自宅から事業所まで送迎します。 - 10:00 始業(作業開始)
利用者は作業を開始します。 - 11:00 休憩
休憩時間を設け、リフレッシュします。 - 11:10 作業再開
休憩後、再び作業を行います。 - 12:10 昼食
昼食の時間です。 - 12:50 作業・レクリエーション
昼食後、作業またはレクリエーションを行います。 - 13:50 休憩
再度休憩時間を設けます。 - 14:00 作業再開
最後の作業時間です。 - 15:00 終業(ご自宅までの送迎)
仕事が終了し、自宅までの送迎を行います。
このように、両施設ともに利用者の方々が充実した時間を過ごせるよう、具体的な活動とスケジュールが組まれています。
放課後等デイサービスjr高山本線古井駅から徒歩で22分jr太多線美濃川合駅から車で7分 〒5050017 岐阜県美濃加茂市美濃加茂市