施設の特色
この施設、社会福祉法人ふじの郷が運営する「神山さつきの森」は、放課後等デイサービスや児童発達支援を提供しています。以下にその特徴や特色について具体的に説明します。
- 対象者: 特別支援学校に通う子どもたちを主な対象としており、発達障害児を中心に支援しています。
- 支援時間: 放課後等デイサービスは、特別支援学校の下校時間に合わせて最大19:00まで支援を行っています。長期休暇中には給食も提供されるため、安心して通うことができます。
- 活動内容: 施設内では、受託作業、畑作業、リサイクル作業、体力づくり、散歩、買い物、ドライブ、音楽活動など多岐にわたる活動を実施しています。これにより、子どもたちは様々な体験を通じて成長することができます。
- 個別支援: 各利用者に寄り添った時間設定や活動内容を工夫しており、一人ひとりのニーズに応じた支援を行っています。これにより、個々の特性や興味に基づいた支援が可能です。
- 安全な環境: 建物は木造平屋で、広い敷地内で活動を行うため、安心して過ごせる環境が整っています。
- 送迎サービス: 利用者の自宅またはショート先までの送迎サービスがあり、通所の負担が軽減されています。
- 保護者との連携: 保護者とのコミュニケーションを大切にしており、定期的に情報共有や意見交換を行うことで、より良い支援を目指しています。
このように、神山さつきの森は、個別支援を重視し、多様な活動を通じて子どもたちの自立や社会生活の充実を図っています。保護者が安心して子どもを通わせられる環境が整っています。
プログラム内容
この施設、社会福祉法人ふじの郷が提供するプログラムや活動内容には、以下の具体的な例があります。
- 生活介護プログラム:
- 受託作業: 企業からの依頼を受けて行う作業が中心で、利用者一人ひとりの適性に応じた仕事を見つけることに重点を置いています。
- 畑作業: 自然との触れ合いを通じて、植物の成長や収穫を体験する活動。
- リサイクル作業: 環境に配慮した活動として、リサイクルに関する作業を行います。
- 日中一時支援:
- 放課後支援: 特別支援学校に通う子どもたちの放課後を支援するプログラムで、最大19:00までの支援を行います。
- 笑顔の時間づくり: 利用者が楽しく過ごせるように、さまざまな活動を通じてリラックスできる時間を提供します。
- 運動活動:
- 体力づくり: 健康維持のための運動を取り入れたプログラムがあり、個別の体力レベルに合わせた運動を行います。
- 散歩: 周辺の自然を楽しむための散歩活動も取り入れています。
- 学習支援:
- 個別外出: 利用者が興味を持つ場所への外出を通じて、社会経験を積むことができます。
- 作業支援: 日常生活に必要な技能を学ぶための作業支援も行っています。
- 屋内活動:
- 音楽活動: リズム感や表現力を育むための音楽活動が行われ、歌や楽器演奏を楽しむことができます。
- スヌーズレン: リラックスを促す環境を提供するための活動で、感覚を刺激するためのさまざまな器具を使用します。
- 食事支援:
- 事業所内の厨房で作られた温かくおいしい食事を提供し、食事を楽しむことも大切な活動の一環です。
これらの活動は、利用者が自立した日常生活を送れるようサポートすることを目的としており、地域との交流や参加も積極的に行われています。
\ Recommend /
下記のお悩みをお持ちの方におすすめ
この施設、社会福祉法人ふじの郷は主に自閉症者を支援するために設立された施設です。具体的には、以下のような課題を持つ子どもや保護者に適しています。
- 自閉症スペクトラム障害のある子ども:自閉症者が心豊かに自立した日常生活を送るための支援が提供されます。施設は、学齢期を終えた自閉症者の居場所としても機能しており、生活介護や日中支援を通じて、より良い社会生活を送れるようにサポートしています。
- 発達障害のある子ども:神山さつきの森では、発達障害児を中心とした放課後等デイサービスを行っており、特別支援学校に通う子どもたちの放課後支援を行っています。保護者のニーズに応じた支援を提供することで、安心して子どもを預けられる環境を整えています。
- 生活における自立支援を必要とする家族:保護者は、子どもたちが自立した生活を送るために必要なスキルや社会性を身につけられるよう支援されます。具体的には、生活介護や作業活動を通じて、実践的なスキルを習得する機会を提供しています。
この施設の目的は、自閉症者が社会で自立し、豊かな生活を送るための支援を行うことです。また、地域との交流を大切にし、地域イベントへの参加や花壇整備などを通じて、地域社会とのつながりを深めています。これにより、利用者が社会的な関係を築く機会も増え、ニーズに応える形で総合的な支援が行われています。
施設の強み
この施設である社会福祉法人ふじの郷は、自閉症者支援に特化しており、以下のような強みや差別化ポイントがあります。
- 専門性:静岡県内で自閉症者専門の支援施設として設立され、長年にわたり自閉症者への支援体制を構築してきました。専門知識を持つ職員が多く在籍しており、個々のニーズに応じた支援が行われています。
- 多機能型支援:2015年に開設された「ふじあざみ」では、生活介護や日中一時支援など、複数のサービスを提供しています。これにより、自閉症者が多様な活動を通じて自立した生活を支援することができます。
- 地域との連携:さつき学園では地域社会との積極的な関わりがあり、地域イベントや活動に参加することで、利用者が社会とのつながりを持ち、コミュニケーション能力を高める機会を提供しています。
- 相談支援:施設は自閉症者やその家族に対する相談センターとしての役割も果たしており、必要な情報やサポートを提供できる体制が整っています。
- グループホームの設置:2019年にはグループホーム「けやき坂」を開設し、より自立した生活を実現するための住環境を提供しています。このような居住支援により、利用者は安心して生活することが可能です。
- 食事の提供:事業所内の厨房で調理された温かくおいしい食事が提供されるため、利用者の健康管理にも配慮がなされています。
- 活動内容の多様性:受託作業や畑作業、リサイクル作業など、さまざまな活動を取り入れ、個々の適性に応じた支援を行うことで、利用者の成長を促進しています。
これらの特長により、社会福祉法人ふじの郷は自閉症者支援において独自のポジションを築いています。
1日の流れの例
この施設の1日の流れは以下の通りです。
- 7:00: 早番の職員が出勤し、利用者の朝の身支度を支援します。
- 8:00: 日勤の職員が出勤し、利用者の朝食を支援し、歯磨きなどの身支度を手伝います。
- 9:00: 朝の会を行い、その後掃除を行います。通所利用者が登園します。
- 10:00: 中番の職員が出勤し、活動支援を行います。活動内容は散歩や園芸などです。
- 12:00: 遅番の職員が出勤し、利用者の昼食支援を行います。早番の職員は1時間の休憩を取ります。
- 13:00: 利用者は個別外出や介護を受ける時間です。日勤・中番の職員はそれぞれ1時間の休憩を取ります。
- 14:00: 夜勤の職員が出勤し、活動支援を行います。内容は作業や外出などです。
- 16:00: 入浴支援を行い、通所者の帰宅を手伝います。遅番の職員は1時間の休憩を取ります。
- 17:30: 利用者の夕食支援を行います。夜勤者は1時間の休憩を取ります。
- 19:00: 利用者の夜の余暇支援を行います。カラオケなどの活動があります。
- 21:00: 利用者は就寝します。夜勤者は交代で2時間の仮眠を取ります。
- 翌8:00: 夜勤者が退勤します。
この流れは、利用者に対する支援が時間ごとに組まれており、職員のシフトも考慮されています。
放課後等デイサービスタクシー:御殿場線岩波駅より10分 車:東名裾野インターより3.5㎞ 〒4120033 静岡県御殿場市神山1925番地1894