ワクワクひろば

発達支援研究センターの「ワクワクひろば」では、発達に困難を抱える幼児・児童に対して多様なプログラムと活動が提供されています。具体的な内容は以下の通りです。

室内活動

1. 自由遊び: 子どもたちはお友達と一緒に、または一人で自由に過ごす時間があります。これは子どもたちが自分のペースで遊びを楽しむ機会です。
2. 課題活動: ソーシャルスキルを伸ばすためのトレーニングを行います。教材を使用して、コミュニケーション能力や協力する力を育てます。
3. 静かな遊び: お絵かきやぬり絵など、落ち着いた活動を通じて集中力を養います。

屋外活動

1. 外遊び: 温暖な日や雪の日には、公園や河川敷に出かけて体を動かします。自然の中での遊びは、身体機能の発達や社会性の向上に寄与します。
2. 長期休暇中の課外活動: 夏休みや冬休みなどの長期休みには、遠くの公園やプールなどに出かけ、体を使った遊びを楽しむ機会があります。

運動

• 体操・運動遊び: 定期的に体操や運動遊びを取り入れ、身体の使い方やリズム感を養います。マットを使ったリラックス運動や感覚運動遊びも行います。

学習支援

• 宿題支援: 学校から持ち帰った宿題を、職員のサポートを受けながら行う時間があります。これにより学習習慣を身につける手助けをします。

家族支援

• 定期的な面談: 保護者とのコミュニケーションを大切にし、定期的に面談の機会を設けています。親子行事や保護者会も開催し、家庭での支援方法を共有します。

その他のプログラム

• 移行支援: 保育園や幼稚園、学童等の併用利用を支援し、必要に応じて通園通学する施設を訪問し、情報共有を行います。
• 地域支援: 医療や教育機関との情報共有や、ケース検討会議に積極的に参加することで、地域全体での支援を目指しています。

これらのプログラムは、子どもたちの個性を伸ばし、社会適応能力を高めることを目的としています。また、保護者との連携を通じて、家庭での支援も強化しています。