きょうちゃん

この施設「放課後等デイサービスきょうちゃん」では、子どもたちが生活スキルを身に付けるための多様なプログラムや活動が行われています。以下に具体的な内容を説明します。

1. 自立課題:
2. 指示カードに基づいて課題のカゴを取り、課題を完成させる活動があります。お子様が完全にできるようになった課題を設定し、達成感を大切にしています。
3. 個別課題:
4. 支援員が近くでやり方を伝えながら、容器の蓋を締めてパッケージングを行うなどの活動があります。また、カードの分類や写真と文字カードの組み合わせも行われています。文字が読めないお子様には、写真の下に小さくヒントを付けています。
5. 生活スキルの練習:
6. 洗濯干しの活動では、靴下やタオル、軍手、ハンカチ、シャツなどを干す練習を行います。ピンチではさむ場所に赤い印が付けられ、視覚的なサポートが提供されています。また、「ジグ」を使ってシャツをたたむ練習も行っています。
7. リサイクル作業:
8. 軍手をはめてリングプルを外す作業もあり、環境意識を育む活動が実施されています。
9. 余暇活動:
10. マッチングファイルやボーリングなどの楽しい活動も用意されており、子どもたちが楽しむ時間を持つことができます。
11. PECSの使用:
12. 子どもたちがコミュニケーションを取るための手段として、PECS（絵カード式コミュニケーションシステム）が使用されており、意思表示を助けています。
13. 中高校生向けのサポート:
14. 将来、就労や親元を離れた生活に備えるために、ロッカーの使用や洗濯機の操作から洗濯物の取り込み、畳み、収納までの一連の作業を練習するプログラムもあります。

これらの活動を通して、子どもたちは生活のスキルを身に付け、家庭での実生活に応用できるように支援されています。保護者との関わりを大切にしながら、子どもたちが笑顔で自立した生活を送れるような療育が実践されています。