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Vision:
サービスを通して、子供にベストな早期療育の機会を新たに創出し、子どもとその家族の人生を前に進める支援を行う
解決したい現状:非常にアナログな施設探しのプロセス、不足している施設に関する情報
発達障害を抱えるお子さまを持つ親御さんたちは、適切な施設を探す際に非常に多くの困難に直面している実情があります。
特に、共働きや子育てで忙しい親御さんにとって、限られた時間で信頼できる施設情報
(空き状況や送迎の有無、提供するプログラム内容や在籍する児童、職員、設備に関する情報など)を集め、自分の子供にあった施設を見つけることはますます困難になっています。
施設の空き状況や、お子さまに合った療育プログラムがどこにあるのかが分からず、電話や口コミに頼るしかない現状は、ストレスと不安を増幅させています。孤立する保護者先日、障害を持つお子さまを育てる保護者の方々と話す機会がありました。そこで強く感じたのは、保護者の方々が日々どれだけの負担や苦しみを抱えているかという現実です。障害や発達の違いについては非常にデリケートな話題であり、誰かに気軽に相談できるわけではありません。特に発達障害に関しては、まだまだ社会的な理解が十分でないため、保護者の方々は孤立しがちです。
そして、そんな中でさらに追い打ちをかけるのが、教育や保育の現場での対応です。「お子さんのサポートが難しいです」「うちでは受け入れられません」と、保育園や幼稚園、塾で断られる経験も多くの保護者が経験しています。
保護者の方々は子どものために最善を尽くそうと、必死に制度やサポートを探し求めます。しかし、その過程自体も大きなストレスになっています。療育施設や児童発達支援(児発)を探すのも一筋縄ではいきません。各施設の対応や空き状況はバラバラで、正確な情報を得るために何度も電話をかける必要があることも珍しくありません。さらに、施設ごとの違いや提供するサービスの質についての詳細な情報も得ることは非常に難しい状況です。SNS、特にX(旧Twitter)では、こうした声が溢れています。「なんで施設にこんなにたくさん電話をしないといけないの?」「どうしてこんなに情報が不透明なの?」といった声が、日々多くの保護者の方々から発信されています。私たちのミッション・目指す未来:
情報格差を解決し、適切な療育がスムーズに受けられる世界を作り上げる
私たちのミッションは、このような困難を少しでも和らげ、障害児とその親御さんに寄り添うサービスを提供することです。育児の大変さにさらに追い打ちをかけるような情報不足や手続きや情報へのアクセスの複雑さを解消し、親御さんが余計な負担を抱えることなく、お子さまにぴったりの最適な療育施設を見つける支援を行うことです。
そこで我々は保護者が探している療育施設の空き状況や施設の詳細な情報を分かりやすく比較できるプラットフォーム「イクデン」を提供しています。
私たちは単なる施設探しのサービスにとどまらず、テクノロジーを活用して、親御さんたちの選択肢を広げるためのイノベーションを追求しています。今まで困難だったマッチングをよりスムーズに、そしてより精度高く実現することを目指しています。Why? 創業の思いと実現したい理由
①療育の業界に従事する中で感じた大きな「不」
私は株式会社エス・エム・エスで、放課後等デイサービス施設向けの国保連請求ソフトのマーケティングや販売に取り組んでいました。共同創業者のエンジニアも、親族に療育サービスを利用している子どもがおり、上記のような「不」を強く実感していました。また、保護者の方々のお話を聞いていく中で、同じようなご経験を通し苦しんている方がいかに多いか、いかに施設選びがアナログで、時代遅れなものであるかに衝撃を受けました。
子どもたちの未来を左右する重要な意思決定にもかかわらず、療育施設を探すプロセスは非常にアナログで、不便な点が多くあることに対し、大きな衝撃を受けました。②少子化の中で急激に増加している発達支援を求める子供の数。今後10年間も増加が続く
少子化が進む日本において、発達障害の子どもたちの数が急速に増加しています。特に近年では、発達障害に関する認知や診断技術が向上したこともあり、これまで見過ごされていた子どもたちの発達の違いが明確にされるようになりました。医療機関や学校でも早期診断と支援の必要性が強調される一方で、社会全体の対応が追いついていない状況です。
発達障害の増加には、いくつかの理由が考えられます。
一つは、医学的・心理学的な診断基準の発展です。発達障害に関する理解が深まるにつれ、以前は「性格の問題」や「育て方の問題」として捉えられていた子どもの行動が、実際には発達障害に起因していることがわかってきました。
また、子どもの発達に対する関心が高まり、保護者や教育者が早い段階で異変に気づき、専門機関に相談するケースが増えたことも理由としてあげられます。③いつの時代も、国の未来は子供によって作られる
幼い頃に出会った先生や友達、そしてその時に受けた教育や体験が、その後の人生を大きく左右することがあります。
保育園・幼稚園や小学校に通っている年齢は、特に成人後の人生や性格の大部分をつくりあげられる極めて重要な時期です。この時期に受けた影響はその人の一生にわたって大きな影響を与えます。また、国の未来は常に若い世代、すなわち「子供」です。子どもたちは日本の未来そのものであり、彼らが成長していく過程で、最も重要な時期に適切なサポートに出会うことに苦労する現状は、非常に深刻な問題だと考えています。④保護者目線に寄り添っていない既存サービス、意思ある人が変えなければ、10年後も「課題」は残り続ける
既存の類似サービスをみても、ユーザー目線ではベストといえるサービスはなく、サービス提供側の「論理」に基づいた一方的な設計もあるように感じました。
誰かがやるべきだと思いましたが、誰も動かない。
このままでは、5年後、10年後も同じ問題が続き、多くの子供をもつ親にとって、不便な状態が続くと思いました。
だからこそ、私たちは本サービスを通じて、この課題を解決する一助になることが、本当に意義のあることだと心から感じています。このミッションを実現することこそ、私たちが目指していることです。⑤時代は変わる。施設主体から保護者主体へ。施設は数から質へ。未来は保護者から選ばれる施設への集中がますます顕著へ
平成24年の児童福祉法改正により、障害児通所という業態が新しく作られ、この10年で施設数は急激に増加しました。
施設数の増加の一方で、サービスの質の低下も問題視されています。今後は、サービス提供者の論理ではなく、保護者の目線で選ばれる施設が生き残る時代へとますます変わっていくことだろうと思われます。
ど んな障壁があろうとも、世界はサービス享受者である子供とその家族にとって、価値あることが評価される方向に移り変わるようにできていると考えています。保護者のあなたのアクションで未来を変えられる
残念ながら、現在は療育施設に関する情報の透明性は非常に低く、療育施設に関する情報は積極的に取りに行かなければ得られません。しかし、私たちのサービスを通じて、より多くの保護者が施設とコミュニケーションを取り、業界全体が変わり始めています。あなたのアクションひとつが、この業界を変える力となります。より多くの保護者の方が施設に関する情報を求め、実際にwebにて施設とコミュニケーションを取る方が増えるほど、そのような対応をいただける施設様も増加しています。 あなたのアクション1つがこの業界を変えます。
より透明性が高く、便利で信頼できる施設選びができる世界を共に築いていきましょう。もし共感していただけたなら、ぜひ私たちのサービスを利用していただけますと幸いです。 トップ ブログトップ イクデンのサービスストーリー